女性の管理職比率の目標と現状

女性活躍推進法により、政府は2020年までに指導的地位に占める女性の割合を30%に引き上げる目標を掲げていますが、2013年時点で11.2%と、実際は日本企業の多くがその目標にほど遠い割合となっています。働く女性の割合が今後増えていく以上、管理職に就く女性が増えることも必然ではありますが、一方で働く女性側の意識はどうなっているのでしょうか。

非管理職志向は92.6%

(出典※1:株式会社電通 電通総研

電通総研の調査によると、働く女性のうち管理職に就きたいと思っている女性はわずか7.4%という結果が出ています。エン・ジャパンが行った別の調査によると、企業のうち半数以上の企業が、女性社員の活躍・定着の課題として「女性社員の意識」と回答しており、今後の課題としては働く女性の意識を変えていく必要があることが分かります。

女性が管理職を希望しない理由

労働政策研究・研修機構が行った調査によると、女性が昇進を希望しない理由として、1番に「仕事と家庭の両立が困難になる」、「責任が重くなる」次いで「周りに同性の管理職がいない」ということが挙げられています。(出典※2:労働政策研究・研修機構

このことから、結婚や出産、復職後を通していかに働きやすい環境を作りあげられるかどうか、そして前例を増やすことによって上昇志向を高められるかどうかが重要となってくることが分かります。企業側としては、働きやすい環境や制度を整えつつ、管理職になった女性にロールモデルになってもらいながら、その意向を引き継ぐ女性を増やしていくことが必要となってきます。

自分に近いロールモデルを見つけられる「エアリーダイバーシティ」

エアリーダイバーシティでは、出産や育児、復職を経験したワーキングマザーと一般社員がコミュニケーションを取りやすい環境をご提供することで、女性の意識を変えていくお手伝いをさせて頂いております。コミュニケーションサイト上に現役の育児休業者だけでなく、復職後のワーキングマザーにも入ってもらい、活用していただいています。ワーキングママにも様々なタイプの方がいます。20代の頃は管理職を全く希望していなかったが、周りからの推薦を受け管理職になり、結果的に仕事の遣り甲斐を感じ頑張っている方。新入社員時代から意識が高く、着実にキャリアアップをされている方。ワーキングマザーのあり方には正解はなく、それぞれの環境下において自分の働き方を模索されています。

そんな先輩社員へのインタビュー記事や、サイト上での相談窓口の活用により、一般社員も少しずつ意識が変わり始めている事例も出てきています。一般職から総合職への転換制度を利用した先輩社員の記事などを掲載したことにより、サイトを設置する前よりも、同制度希望する女性が2倍に増えたという嬉しいお声も頂いております。 自分が描くキャリアに近いロールモデルを、拠点や部署を超えて探すことができ、結果的に管理職を目指す弊害を取り除いていただく役割をエアリーは担っています。

女性社員への意識を変えていくためには、様々な通過儀礼ごとに必要なケアを行っていくことが必要となり、先輩社員をはじめとする周囲との連携も欠かせません。普段は離れた場所で働いたり、育児を行ったりしている社員も、同じサイト上でつながり、少しずつ働きやすい環境作りを行って頂けるよう、エアリーダイバーシティはお手伝いさせて頂きます。

出典

出典※1:株式会社電通 電通総研 「女性×働く」調査 2014 年 12 月 n=2104 『職場でのコミュニケーションの現状と課題』 ~ 性・雇用形態・職位の違いによるコミュニケーションギャップ ~ 2014年9月
出典※2:労働政策研究・研修機構 日本の女性の活躍促進について 2014年10月 n=1528社

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