育休からの復帰、本当の活躍支援に必要なフォロー施策とは

2018年08月31日

法定の育休期間が長くなり、各社における育児支援制度の拡充などによって、育休からの復職率が100%という企業が当たり前になっています。そうした中で、視点は復職後の定着や活躍支援に移っており、新たに現場で発生する課題も生まれています。

“浦島 太郎”状態は本当に解消しているのか

“浦島 太郎”状態は本当に解消しているのか

育休期間が長くなり、会社や仕事と離れる時間も必然的に長くなっています。休業者本人の価値観によっては、「休業中は会社や仕事を忘れて育児に専念したい」という方もいますが、いざ復職が近づくと「本当に戻ってやっていけるのか」「休業前とは何が変わって何が変わっていないのか」という気持ちになるものです。

事実、育休中に会社情報を提供する「エアリーダイバーシティ」においては、休業中にさほどサイトにアクセスしなかった方が、復職を前にすると、一気にアクセス頻度が増えるというデータがあります。

休業中は、何かを見ることを強制はできませんが、やはり興味関心の高い情報は、自然とアクセスされるものです。これまで様々な企業において、育休中の情報ニーズが共通して高かったものをご紹介します。

人事異動情報

人事異動の情報は、会社が用意したツールやシステムが無ければ、自分に関連する部署の情報を同僚などに連絡して、送って貰う人がいたほど興味関心の高い情報でした。同僚や上司が変わるということは、復職後の働き方に大きな影響を与えるものですから、ニーズが高いのは当然と言えるでしょう。

同僚間で人事異動情報などがプライベートの連絡先やLINE等でやり取りされることは、企業にとっては歓迎されるものではありません。個人情報や機密情報に対する扱いが年々厳しくなり、漏洩等の事故に対する社会的な制裁は厳しくなる一方です。

セキュリティが担保された社内ツールを用意し、情報ニーズに沿った情報を提供していくことが求められます。

利用するシステムの変更やツール、業務ルールの変更

復職が近づけば、当然復帰後の働くイメージを持ちはじめます。その際に休職前の自分の知識や経験がそのまま復帰後も使えるのかどうか、何かが変わってしまっていないかは気になるポイントです。育休者への連絡手段となるシステムやツールがなければこうした情報を提供することも難しくなります。

保育園情報などの両立に必要な情報

世の中には、様々な情報が溢れているとはいえ、ノウハウやコツといった生きた情報はなかなか探すのが難しいもの。同じ会社、同じ地域で復職した先輩からのノウハウや情報はどの企業でもニーズが高いようです。”保活”一つ取っても、いつの時期からどのような活動を始めたのか、先輩の経験談があれば安心できます。

一方で、ニーズが低いからと言って、情報提供が不要かと言うとそういうわけではありません。

例えば極端な話、何の準備もせずに復職を迎えた場合、本人だけでなく職場に不都合が起こる可能性があります。エアリーダイバーシティでも、ユーザーにアンケートを取る機能があるため、大半の企業が様々なアンケートを実施していますが、その情報だけで情報提供の要不要を判断してしまうと、往々にして復職後の課題解決につながりません。

ユーザーのニーズも去ることながら、会社として提供しておかなければならない情報(見ておいてほしい情報)や準備しておいてほしいこと(マインドセットも含めて)が必ずあるはずです。その両側面を充足する形でないと復職支援とは言えません。

会社情報の配信と事務連絡だけで、フォローは十分なのか

会社情報の配信と事務連絡だけで、フォローは十分なのか

ニーズとして高かった会社情報の配信だけで、フォローが十分かというとそんなことはありません。例えばお子さんの事情で急に出社できない、早く帰らなければならない際に職場の他のメンバーへの声がけを全くせずに、ひんしゅくを買うケースやクレームが上司のところに行くケースなどが増えていると聞きます。

周囲への声がけ次第で、周りが気持ちよく協力してくれるといったノウハウや知識を育休中に知っておけば、復職後の働きやすさも大きく変わってきます。過度な演出は不要ですが、ちょっとした工夫もノウハウとしては、提供しておくべきでしょう。

また、復職時に上司が人事異動で変わっているケースもあります。復職前に少しでもやり取りをしておくと状況は大きく変わります。会社として、上司とのコミュニケーションに使えるツールやシステムを導入することのメリットとして、上司の人事異動に備えること以外に、ハラスメントリスクの低減も注目されているポイントです。

当社が提供するエアリーダイバーシティにも個別にメッセージをやり取りするための機能があるのですが、このツールがあることで、個人のプライベートな連絡先を共有せず、社外のツールを介さずに会社が用意した公式ツールで連絡のやり取りができ、かつ何をお互いに伝えておくべきかのガイドラインが提供されていたので、スムーズにやり取りができたという声も聞かれます。

HRテックを使った、育休復帰支援とは

HRテックを使った、育休復帰支援とは

ここまでご紹介したように、復職後の定着や職場の安定稼働には社内報の定期的な郵送だけでは、不十分であることはお分かりいただけたと思います。

HRテックを活用し、上司との復職前のコミュニケーションや先輩からの情報の収集、人事部門からの情報発信にて、育休者からニーズの高い情報の発信と会社として知っておいてほしい情報の発信。これらをすべて実現するためのツールがエアリーダイバーシティです。上司向けのコミュニケーションガイドラインの提示や、発信すべき情報など先進企業の活用事例を元に運用に踏み込んでサポートできる唯一のサービスです。

エアリーダイバーシティは育休者や育児中の社員と会社、上司をつなげ、また育休者や育児中の社員同士をつなげるコミュニケーションプラットフォーム

詳細は、サービス紹介ページをご覧ください。

エアリーダイバーシティ資料ダウンロード