モバイル専門商社として日本に携帯電話を普及させたパイオニアであるコネクシオ株式会社様。2009年4月からエアリーダイバーシティを運営しており、育児と仕事の両立についての不安解消、保活情報共有、育児休業についての相談やお休み中の連絡ツールとして10年ご活用されております。
具体的な取り組みを人財開発部多様性推進室の原田里香様、茂呂沙也香様にお話を伺いしました。
事業内容:ドコモショップなどのキャリア認定ショップの運営と大手家電量販店への携帯電話の卸売・販売及び携帯電話を利用したソリューションサービスの提供
従業員数:5,222名(2019年3月末時点)
URL:https://www.conexio.co.jp/
・ライフイベントを迎える社員が多いため両立支援を推進するために導入
・利用者からはなにか困った時にしっかり連絡を取れるツールとして評価が高い
・復職後にどんな働き方ができるかの具体的なイメージが見えるようになった
・先輩ママ社員に直接メッセージを送ってコミュニケーションが取れるようになり復職前の準備や不安払拭に繋がった
はじめに導入の経緯について教えてください。
エアリーダイバーシティクラウド導入前はお休みに入った社員としっかり連絡を取る手段がありませんでした。
お休みに入った後は、郵送のやり取りがどうしても多く、一方通行的に会社から育児休業の給付金の書類が送られてきて、それを返送してもらったりしていたのが、会社との接点でした。
また、2009年当時は復職に向けてのルールもまだまだ定まっていなかったので、これらもしっかり定めて運用していきたい、働きやすい環境で就業継続してもらうために両立支援をしっかり行っていきたい、という会社の強い想いがありました。
これらの課題を解決するためにエアリーダイバーシティを導入しています。
「プラチナくるみん」取得、2度目の「くるみん」認定。「えるぼし」最高位取得。「ワーク・ライフ・バランス推進優良企業」等、数々の資格認定、表彰をされています。※
弊社は全社員の男女比率では、約半数が女性社員、平均年齢が32歳のため、出産・育児というライフイベントを迎える社員が大変多くおります。
社員が安心して働いていくために、社内で取り組んでいる施策は数多くあるのですが、これに対して、社外から第三者視点での公平な評価があると、施策もPDCAをしっかり回せるため陳腐化しづらくなります。
資格認定を得ることにより、長く安心して働けるイメージを持ってもらいやすく、新卒採用にもポジティブな影響があります。
※新宿区のワーク・ライフ・バランス推進優良企業表彰制度:「特別賞」(2016年)「ベストバランス賞」(2017年)「ワーク・ライフ・バランス推進優良企業」(2018年)3年連続受賞。
「イクメン企業アワード2015」特別奨励賞受賞、「イクボスアワード2016」特別奨励賞受賞、「プラチナくるみん」取得、「えるぼし」最高位3段階目の認定取得。
新卒採用の現場で資格認定や表彰が話題になることはありますか。
資格認定や表彰に対しての費用対効果を計測するのは大変難しいのですが、新卒採用メンバーに聞いてみると、結構な割合で話題になるそうです。 資格認定を進めているから、安心して長期に渡って働ける会社なのでは、と学生さんも想いを持ってしっかり調べて応募されてきています。 採用の手助けや会社のブランディングに少しは役立っているのかなと感じています。